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Channel: スポーツナビ+ タグ:ビルサ
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2010W杯 【スロヴェニア、ドローで決勝T進出決定ならず!】

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【 スロヴェニア 2-2 アメリカ 】    1-0  13' ビルサ(スロヴェニア)    2-0  42' リュビヤンキッチ(スロヴェニア)    2-1  48' ドノヴァン(アメリカ)    2-2  82' ブラッドリー(アメリカ) 前半はスロヴェニアが思った通りゲームを運び、後半はアメリカが地力を発揮した。双方の持ち味がそれぞれのハーフで表れたと思う。 13分のヴァルテル・ビルサの先制GOALはビューティフルな一撃!中央振り向きざま、ミドルレンジから巻いてGKが触れないコースを突いた弾道は、彼の持つテクニックとセンスを十分に感じさせるモノだった。個人的には10年ほど前のスロヴェニアの王様“魔法の左足を持つ男”といわれ、同国がEUROやW杯の国際舞台に初出場する原動力となったズラトコ・ザホヴィッチの後継者と見るだけに、世界の舞台でのこの活躍は嬉しい限り。 その後、力で勝るアメリカが反撃に転じ、しばし好機を得るが、GKサミール・ハンダノヴィッチの好セーブもあり、スロヴェニアのリードのまま試合は推移。 逆に前半終了3分前には、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチのパスを受けたズラタン・リュビヤンキッチが落ち着いてGOALに流し込み点差を2点に拡げた。緒戦でも交代出場で攻撃に良いリズムをもたらしたリュビヤンキッチは、その活躍が買われてスタメン起用されたが、今大会スロヴェニアのラッキー・ボーイ的存在といえるかもしれない。 正直!これで決まったと思った。  痛かったのはアメリカ最初の1点を後半開始早々に奪われたこと。ランドン・ドノヴァンが自分で持ち込み、GKの目の前で内へパスを送ると見せかけて頭上をブチ抜く弾道でGOALに突き刺した一発は、チームにとって「いける」という勢いを与えるに十分なシュートだった。 後半も半ばを過ぎるとアメリカが攻勢で、スロヴェニアがハンダノヴィッチを中心に守勢に立たされる時間が増えていく。それでも残り時間が10分を切り、スロヴェニアにとっては勝利も視界に入ってきそうな頃合いだったが…。 82分、右からのクロスをジョスマー・アルティドールガヘッドで落とし、最後は中盤から上がってきたマイケル・ブラッドリーが豪快に蹴り込んで同点!粘りを見せ遂に同点に追い付いた。 その後スコアは動かず試合終了。勝てばGroupリーグ突破が決まっていたスロヴェニアにとっては痛いドローとなった。イングランドvsアルジェリア戦もドローだったため、GroupC全チーム2試合を終えて尚スロヴェニアは首位を堅持しているが、最終戦の相手がイングランドというところに苦しさがある。ドロー以上で決勝T進出が確定するが、勝利以外道がないイングランドはかなり前掛かりになって攻めてくるだろう。 この試合でアメリカ相手に2点のリードを守りきれなかったスロヴェニアが、イングランドの攻撃陣を防げきれるのかどうか? 旋風を巻き起こす新星チームに乏しい印象がある今大会、スロヴェニアが決勝T進出となれば結構なサプライズだと思うので、何とか勝ち上がってほしいモノだが…。【 イングランド 0-0 アルジェリア 】 観戦環境にないカードゆえハイライト映像のみしか観ていないが、緒戦の両国の試合を思い起こせば、決して驚きの結果…でもない。アルジェリアは組織的にしっかり守れるチームだし、同じように粘りのDFを見せたアメリカをイングランドは攻めきれなかった。 とはいってもイングランドにとっては痛い結果だ。このGroupで抜けている存在と見られていたにも関わらず、2試合ドローと足踏み状態。最終戦の相手が目下Group首位のスロヴェニア。それでもイングランドのほうが格上だけに有利だと思われるが、予断を許さない。 鍵は何といってもウェイン!ウェイン!ウェイン・ルーニーに尽きるだろう。。。 2試合終えてGOALゼロ。 「やじってくれていいんだぜ」 試合後のコメントは、やけくそなのか?自分たちのふがいなさに対する怒りから批判も当然と思っているのか? 今季マンUではすっかり覚醒した感があっただけに、この2試合での二つは意外な限り。最終戦でもスロヴェニアDFの前に封じられるようだと、イングランドまさかのGroupリーグ敗退も現実味を帯びてくる。。。

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